絵への想い
私が現在のように絵を描きはじめたのは2008年ごろ。
日本海と大山と神話の里、山陰に住んでいた時でした。
当時は子どもが小さかったので、子育て真っただ中のバタバタな時期でよく煮詰まっていました。そんな気持ちをボヤいたところ、ある方に「色鉛筆で絵を描いてみたら?」と言っていただき、色鉛筆で絵を描きはじめました。
特別絵の勉強をしたことはないのですが、子どものころから絵を描くのが好きで、色鉛筆やパステル、カラフルなインクや画用紙原稿用紙等、なぜか使わない画材が「さあ!使ってください!」と言わんばかりに押し入れにそろっていたのです。
言葉にならない気持ちを絵で表現するのは楽しく、自己流で好きなように描いて人に観ていただくと、みなさん優しいのでほめてくださるのがまたうれしく、そんな中、パステル和(NAGOMI)アートを知ったのです。
その時は「パステルなごみアートっていうものがあるんだな~」ぐらいにしか思っていなかったのですが、大阪に引っ越してきてフリマボックスに色鉛筆画を出品するようになり、絵の表現の幅をひろげたいと思った時に、パステルアートを学びました。(※現在フリマボックスには出品していません)
私はもともとあまりしゃべることは得意ではなく、言葉では思っていることの半分も表現できないことをずっともどかしく思っていました。私にとって絵を描くことは、自分の気持ちを表現する最良の手段。絵を描いていると、こみ上げてくる想いに泣きそうになることも。絵は感情そのものだと感じています。
アートは魂が創り出すものだと思っているので、個人的に絵の好き嫌いはあっても、いい悪いの評価は必要ないと感じています。レッスンにお越しいただく方には、画材や表現方法、上手下手などの細かいことにとらわれることなく自由に表現していただければと思います。絵を描きながら感情が湧き上がってくれば安心して感じ、ただ私と一緒に楽しい時間を過ごしましょう。そうすることで自然と気持ちが癒され、少しでも晴れやかな気分になっていただけたら、これほどうれしいことはありません。
hiromi
0コメント